麻生太郎氏が、たまに外遊などで見かける帽子ボルサリーノと冬のコート姿は、現在の日本人では珍しい組み合わせではないでしょうか。
オシャレでカッコいいですよね!
この記事では麻生太郎氏の帽子ボルサリーノについて調べてみました。
ぜひ最後までお付き合い下さい!
麻生太郎の帽子は幾らで買える?

麻生太郎氏が被っている帽子は “ボルサリーノ” と言う帽子で、日本で有名なのは「ルパン三世の次元大介」のトレードマークで常に被っている帽子です。

日本では幾らほどするのでしょうか。
早速みて行きましょう!
ボルサリーノは高い
ボルサリーノってオシャレで欲しいけど、金額が結構高いんですよね…。
いくつか販売の価格をみてみましょう。

『ヘンプ ブレード/ ネイビー』
【価格】39,800円(税込)
ブランド:ボルサリーノ
カラー:ネイビー
素材:植物繊維(ヘンプ)
つばの広さ:約5~6cm

『シャルレイ ラザート/ ブラック』
【価格】74,800円(税込)
ブランド:ボルサリーノ
カラー:ブラック
素材:毛(ラピット)100%
つばの広さ:約4.5~5.5cm
中には10万円を超えるタイプも販売されていますが、殆どが完売しています。
いかにボルサリーノが日本でも人気なのかが分かりますね。
ボルサリーノが倒産危機!?
1857年にジュゼッぺ・ボルサリーノにより創業されたボルサリーノ。
創業150周年を経ても尚、今世紀初頭の機械と、木製型を使った職人の手作業で作られるため、高くなっているのですね。

日本におけるボルサリーノブランドのインポート商品の輸入、販売と同ブランドのライセンス事業は、ボルサリーノジャパンが行っている。
【引用:ウィキペディアより】
ウィキペディアによると、2015年に入り、イタリア・ボルサリーノ倒産の危険性が『確実にほぼ倒産は秒読みの状態である』と、イタリアで大々的に報道され、問題となっていたようです。
日本では一切聞きませんでしたね。
▼ボルサリーノの破産を聞き、インタビューに答える麻生氏


2017年には破産手続きを行い、2016年以来ブランドの管理をしてきた「Heares Equita社」は全ての雇用と、生産・流通・販売を継続し、生産拠点を維持すると確約しました。
現在でも日本でボルサリーノを購入できるのは、こういった背景があるのですね。
帽子の扱いは奥が深い?
帽子を「被る・脱ぐ・置く」と言っても、マナーがあるそうです。
知ると奥が深く、面白い事に気づきます!
帽子を被る時・脱ぐ時にはクラウン(てっぺんの山の部分)を持ってはいけないそうです。
これは、「クラウン=王様」と同じように気軽に持ってはいけないと言う事でしょうか。※諸説あり
日本ではただ一人、昭和天皇だけはクラウンを持っても良いとされていたそうです。
▼帽子を被る昭和天皇

そういえば、日本の昔の映像や写真をみると、皆が帽子を被っている姿をみた事はないでしょうか?
19世紀のヨーロッパでは外出する際には必ずと言ってい良いほど、帽子は必須アイテムだったそうです。
これには、下水道施設が発展していなく、汚物を建物の上から落とすのが当たりまえだったとも言われています。
▼1940年代の渋谷道玄坂で帽子を被る日本人
女性のスカートが大きかったのは、用を足す時に楽だったからとも聞いた事があります。※諸説あり
時を同じくして日本はヨーロッパよりも下水施設が発展していたそうですね。
私たちが帽子を扱う際には、ブリム(つば)を持って被る時は額に押し付けるように前から被る。
脱いでからはクラウンを下にして帽子の中を上にして、蒸気を逃がす必要があるそうです。
クローク(荷物置き)に預ける際には、帽子の中にグローブ類を入れて一緒に預ける。
そんなイメージが良いそうです。
麻生太郎の帽子、ボルサリーノはギャング映画の影響?

もう一つ有名な名前に映画「ボルサリーノ」があります。
1970年公開のフランス・イタリア合作の映画で、マルセイユの裏社会で大物になろうとする2人の若いチンピラの物語を描いた作品です。
興行収入で成功を収めた映画「ボルサリーノ」は次作「ボルサリーノ2」へと続きます。
映画の題名ですが、やはり帽子の「ボルサリーノ」と関係があったそうです。
映画の内容は裏社会の脚本のため問題があったそうで脅迫電話がかかってきたり、マルセイユでは誰もプロジェクトに関わろうとしなかったそうです。
最終段階まで登場人物や、映画のタイトルも違っていたそうですが、最後は有名な帽子ブランドの「ボルサリーノ」を取ったそうです。

麻生太郎氏は帽子のボルサリーノを愛用していますが、映画のボルサリーノが好きかどうかは分かりません。
現在の日本では政治家がスーツにハットを被っている事は無く、麻生氏くらいでしょう。
もしかすると麻生太郎氏のオシャレなイメージと、端正な顔立ちが映画のボルサリーノをイメージ付けたのかも知れませんね。
最後に
いかがでしたでしょうか
今回は麻生太郎氏の愛用の帽子「ボルサリーノ」について調べてみました。
①.帽子「ボルサリーノ」が高いのは150年前から変わらず職人の手作りだから
②.ボルサリーノは1度、破産しているが現在は別会社が管理を引き継いで販売を行っているため、日本でも購入できる
③.映画「ボルサリーノ」は帽子の「ボルサリーノ」を取っている
以上の事が分かりました。
1度被ってみると、違う自分に気づくかも知れない「ボルサリーノ」
ぜひ1度、購入してみてはいかがでしょうか。
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