ビッグモーターの株価は大丈夫か?不正続きで今後会社はどうなるの?

ビッグモーター株価のアイキャッチ

2023年7月に不祥事で、一気に報道が過熱したビッグモーター。

そんな中、気になるのが株価ですが少し調べてみた所、ビッグモーターは非上場企業です。

なぜ「株価」と検索されるのか。

少し掘り下げてみますので、ぜひ最後までお付き合い下さい!

ビッグモーターの株価は大丈夫か?

ビッグモーター不正続きで今後会社はどうなるの?

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目次

ビッグモーターの株価は大丈夫か?

株価チャート日経225
【参照:日経225のチャートより】

冒頭でも書いた通り、ビッグモーターは非上場企業です。

しかし企業の「株価」は気になる所ではないでしょうか。

数十年前、それこそバブル経済時や、戦後の高度経済成長期の日本では企業の成長と共に、株価も連動して動いていたと思います。

しかし、2023年の現在は果たして本当の意味で、企業の成長と共に、株価が上がっているのでしょうか。

大企業優遇などで、わざと株価が上がっているなどは無いでしょうか…?

話がそれる前に、ビッグモーターの株価についてみていきましょう。

2023年7月21日にCM解除に至った佐藤隆太さんの記事はコチラ

上場廃止で株価暴落?

多くの人が、企業の株価が気になりネット検索される事は、普通の事だと思います。

ビッグモーターのGoogle検索
【参照:Google検索より】

それともう一つ、検索される理由とすれば、ビッグモーターの子会社である「ハナテン」が関係していると推測できます。

調べてみるとハナテンは、2016年に上場廃止となっています。

簡単に言うと、「ビッグモーターの小会社のハテナンが上場廃止となった」=「ビッグモーターが上場廃止となった」

と、思う人がいたのではないでしょうか。

しかし、ビッグモーターが、そもそも上場していなかったと言う事になります。

次にハナテンとはどんな会社なのか、少し見てみましょう。

ハナテンとは

旧ハナテン本社ビルに現在はビッグモーター深江橋店が入る

ハナテンとビッグモーターのビル
【参照:Googleマップより】

(株)ハナテンは、かつて大阪府大阪市に本社を置き、中古車の売買を行っていた会社です。

一時期はレンタルビデオ店、いすゞ自動車と提携して新車販売、サターン車の販売など、多角経営をしていました。

▼『サターン車』SC2代目

サターン車
【参照:ウィキペディアより】

2015年12月21日、ビッグモーターが株式公開買い付けにより97%の株式を取得

2016年1月26日、株式等売渡請求による完全小会社となった

【引用:ウィキペディアより】

「株式等売渡請求」とは…90%以上を保有する株主が、残りの少数の株主の総株数を、対象会社の了承を得て株式等の全てを強制的に取得できる権利

2013年9月24日にハナテン「8710」は店舗の名前を変更して「BIG MOTOR」へ変更を発表して現在へ至ります。

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ビッグモーター不正続きで今後会社はどうなるの?

ビッグモーター
【参照:ビッグモーターCMより】

不正が明るみに出た「ビッグモーター」

今後、会社はどうなってしまうのでしょうか、早速みていきましょう!

不正で課される罪の可能性とは

日テレNEWSの報道によると、ビッグモーターの今回の件は2つの犯罪に当たる可能性があるようです。

①「器物損壊罪」…故意に車を傷つけた行為

②「詐欺罪」…必要のないものまで壊して請求を水増ししていたので、保険金詐欺

罪に問われるのは、「実際に実行した従業員」「指示した上司」の双方。

また、会社が組織ぐるみで行っていたのであれば、“兼重宏行” 社長や経営陣も罪に問われる可能性があるそうです。

他の人にも影響がある可能性も

私たちが支払っている車の保険代金にも、もしかすると影響がある可能性があるそうです。

一般の人の声

『ビッグモーターにはお願いしていないから問題ないよ!』

“私たちには関係無いとは限らない“ かも知れないと言う事みたいです。

保険会社が支払う保険金は、私たち車に乗るユーザー全体の保険金によって算出するそうです。

今回の件の様に、保険金を過剰に支払う詐欺が横行すれば、保険料金全体が値上げしてしまう事になる。

また、もし今回事件になったビックモーター以外の業界でも、実は同様の「保険金詐欺」が行われていたとなれば尚更、大問題に発展する可能性があるようです。

それだけ今回の事件は、闇が深いと言う事ですね。

東京会場HD会長も言及するまでに発展

東京海上HDは、ビッグモーターと取引があったとされています。

車両をわざと破損させて、保険請求を水増しする不正行為が全国のビッグモーターの工事であった事について、永野会長は話します。

永田毅会長

報道されている事しか分からないが、我々のビジネスの常識を超えている。

改めてみると、とんでもない事が行われていた事に気づかされますね。

▼東京会場HDの“永野毅”会長

永野毅会長
【参照:致知出版社より】

永野毅 PROFILE

【名前】永野毅(ながのつよし)

【生年月日】1952年11月9日生(70歳)※2023年時点

【出身地】高知県

【最終学歴】慶応義塾大学商学部

【経歴】1975年東京海上火災保険入社、1988年ロサンゼルス駐在員、2003年執行役員、2006年常務、2010年専務、2012年副社長、2013年社長、2019年東京海上HD株式会社取締役会長、セイコーHD株式会社社外取締役、他

昔のCMの通りと皮肉も

昔のビッグモーターのCMをみると、『実際に行われていた通りの事を再現しているかのようだ』と話題になっています。

https://twitter.com/ss_narcissu/status/1680006846793527297?s=20

今後ビッグモーターはどうなるのか

改めて見てみると、今回の件は根が深く、簡単には終わりそうもない予感がします。

今後、近いうちに現社長が会見を行い、顧客、従業員、世間に対して事実説明をしなければ収集がつかないかも知れませんね。

会社が潰れるかどうか、“はたまた” 会社が譲渡されるのかは分かりません。

筆者の個人的見解としては日本国内で、これだけ大きな不正が行われた事が残念に思います。

海外では、同じような事をしている国を聞いた事がありますが、日本国内では珍しいのではないでしょうか。

「大〇建〇、レ〇パレス〇1」のようにな過去にあった大きな出来事になりそうです。

ビッグモーターの口コミの記事はコチラ

これも「貨幣経済社会であり資本主義」で競争社会・自社の利益追求(利己主義)が故(ゆえ)、起こってしまったのだと思います。

今後、経営陣の説明と、報道の過熱、会社の体制の見直しがどこまで正しく進むのか、注目していきたいと思います。

また、私たち人間は起きた出来事を「忘れてしまうと言う習性」があります。

どんなに大変な事があっても、ほとぼりが冷めれば忘れてしまうと感じませんか?

だからといって、『煙を巻いて』誤魔化せば良いという話ではなく、経営陣のしっかりと誠意ある対応を期待しています。

~7月25日追記~

ビッグモーターの記者会見が行われました。

社長の「兼重宏行」氏、副社長の「兼重宏一」氏は7月26日付けで辞任すると発表しました。

今後は新社長として「和泉伸二」氏が就任すると言う事です。

~7月26日追記~

表向きには創業社長の「兼重宏行」氏、副社長の「兼重宏一」氏は辞任します。

ビッグモーターの大株主は創業者である「兼重宏行」氏が80%ほどの株式を持った会社。

損保ジャパンはおよそ7%他数%の保有率となっています。

ビッグモーターの小会社「ハナテン」が平成27年に開示している決算に関するお知らせ

非上場の親会社による親会社等の決算に関するお知らせより
【非上場の親会社による親会社等の決算に関するお知らせより】

今後、役員会などに「兼重宏行」氏が出席しないのでしょうか。

そんな事はないはずです。

実質的には社長職から会長職へ。

それぞれ役員の肩書きは変わりますが、役員会に出席しているメンバーは、今までと同じと言う事だと思います。

長年築いてきたパワーバランスを変えられるでしょうか?

今後は、新社長の「和泉伸二」氏が『ボトムアップ』で社員の声を拾い、実質会長職の「兼重宏行」氏へ意見が言える社風を作る事が出来るか。

と言った所が「世間と現社員が期待している事」ではないでしょうか。

最後に

いかがでしたでしょうか。

今回はビッグモーターの株価と、今後の会社の行方について記事にしてみました。

.上場企業ではないので、株価暴落は見えずらい

②.今後の会社の対応によって、会社の方向性が決まるのではないか

③新体制になり、社長の和泉伸二氏がどこまで創業社長に意見を言えるのか ※7月5日追記

以上とさせていただき、今回はこの辺りで終わります。

人間は、後ろめたい生き方をしてはいけないと言う事を「しみじみ」と感じました。

ビッグモーター前社長の別荘の記事はコチラ

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