2023年10月2日にジャニーズ事務所(スマイルアップ)が開いた記者会見で、「NGリスト」が話題を呼んでいます。
これは集まった記者の中から質問をさせないリストで6名の氏名が載っているリストとされています。
司会進行の元NHK松本和也アナは『公平です』『フェアです』と言いつつも、実際には質問の為に挙手をして居たにも関わらず質問できなかった訳です。
これに対して、日本でも似たような構図があるの事が指摘されているので探って行きましょう。
ぜひ最後までお付き合い下さい!
ジャニーズ会見はやらせ?

記者会見が終わってから指名NGリストが流出した事で、再び話題となっているジャニーズ事務所。
会見の前の会議で、井ノ原快彦さんがリストの存在を知り、『全員当てないとダメですよ』として、実際には6名の指名NGの記者がいたと言う事でした。
▼指名NGリストの人物とPR会社の記事はコチラ

会見自体は綿密な打ち合わせの基に行われていて、まるでドラマを見ているような程だと感じました。
発表されているのは、「NGリストは事務所が関与している事は無く、PR会社が勝手にやった事」となっています。
事務所側がPR会社に謝罪を求めているが、米国の調整に時間がかかると言う事で、そのままになっている状態と認識しています。
しかし、本当にPR会社が勝手にやった事か、疑問の声も上がっています。
NGリストは事務所が指示した?
弁護士の「三輪記子」氏は、『NGリストの指示はPR会社では無く、事務所が指示をしていたのではないか』と指摘しています。

事務所の意向を無視して勝手に作ったのだとしたら、それはちょっとやり過ぎだと思います。
何のために依頼したかと言う事だと思うんですけど、この状況で、『危機管理をお願いします』と言う風ふうに言われた時、依頼を受けたコンサル会社なら『徹底的に自分たちの膿(うみ)を出しきるような会見にしなきゃ、いけませんよ』とアドバイスするのが筋だと思うんですよ。それが出きてない。そういう厳しいアドバイスをしてくれる会社を選ばない、そこにも問題があると思うんです。
【引用:東スポより】
弁護士の三輪氏の言う事はとても納得できる意見だと感じます。
以下の指摘をみる限り、つじつまが通っているだけに、もしかすると更なる隠蔽も考えられるのではないか、と思われても不思議ではない状況でしょう。
危機が性加害という、本質的な問題以外のところに波及している
もともと隠蔽しているんでは無いか?と言う、疑惑も持たれている
NGリストが出てきた事で、隠蔽が改善されていないのではないか?という新たな疑惑も出てきてしまう
ここまできたのなら、隠蔽などは無く、膿を出し切るほどの誠実さが国民に伝わると良いですね。
もし、PR会社が勝手にやった事では無く、事務所側の指示で、更に隠蔽を測ったとするならば、「やらせ」と言う事になってしまいます。
そんな事が無いように、願いたいものですね。
ジャニーズ会見のやらせは、日本の首相官邸でも行われている?


今回の記者会見と似たような構図を想い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
日本でも記者クラブの構図を、日刊ゲンダイが報じています。
驚くのは『質問がある人は挙手を』と呼びかけながら、なぜか挙手をしていない記者が指名され、その記者が質問しないうちから、首相が手元の資料の『答え』を探し始め、用意している事だ。これぞ茶番劇と言っていい。
【引用:日刊ゲンダイDIGITALより】
地上波でも池上彰氏の番組で、記者クラブの事について放送していたみたいです。
“クラブ活動”と言う事ですね。
『首相があらかじめ用意された質問に対して、あらかじめ用意した答えを話している』
と番組で話していた事がありました。
ジャニーズに対しては問題となっているのに、不思議な構図ですね。
記者クラブとは
日本の記者クラブは明治時代に始まりました。
その記者クラブは戦後、GHQにより解体を迫られました。
しかし「親睦社交」を目的として組織するものとして、取材上の問題には一切関与しないと、「記者クラブに関する方針」を日本新聞協会が作成しました。
【引用:ウィキペディアより】
これによって記者クラブは、超法規的措置として受け入れられた事実があります。
日本の特殊な事情によって、記者クラブのあり方も、戦後に変わって行ったと言う事が分かりますね。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回はジャニーズ事務所の会見の中で「NGリスト」は誰が指示をしたのか、会見はやらせだったのかについて調べてみました。
①.NGリストの指示はジャニーズの指示では無く、PR会社が独断で行ったとされているが、そうでは無いと考える事が出来る。
②.あらかじめ質問があり、答えも用意されている日本の記者クラブを彷彿とさせる会見とも見えた
以上の事が分かりました。
国民は真実を知りたいはずですので、更なる情報開示を待つばかりです。
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