女性の落語家として、めずらしい女性が笑点に登場してから『かわいい』と評判になりましたね!
その女性は『蝶花楼桃花』(ちょうかろうももか)さん。
あまり聞きなじみのない名前ですよね。
今回は蝶花楼桃花さんの目指す落語家の世界を少しだけ調べてみましたので、ぜひ最後までお付き合い下さい!
蝶花楼桃花はカワイイけど結婚してる?

長寿番組として日曜日の定番と言えば「サザエさん」と並ぶ「笑点」ではないでしょうか。
「サザエさん」を見ると『明日から憂鬱な仕事が始まる日曜日か~』と思う人も少なくはないと思います。

PROFILE
・蝶花楼桃花(ちょうかろう ももか)
【本名】高橋由佳(たかはし ゆか)
【生年月日】1981年5月13日
【出身】東京都
・中村倫也の熱狂的なファン
・幼い頃はミュージカル好き
そんな日曜日の長寿番組の「笑点」にめずらしい女性の蝶花楼桃花さんが登場した2022年。
相当な印象だったのか、ネット上でも「かわいい」と話題になっていました!
それも納得の理由がありました。
蝶花楼桃花さんは24歳の時に、AKBのオーディションを受けていて何と7歳もサバを読んでいたと言う経歴の持ち主。
落語に世界に足を踏み入れる前はアイドルになりたかったのでしょうね。
しかし、最終オーディションまで残りましたが残念ながら、年齢サバ読みが発覚して不合格となっていました。

その後、「大人AKBオーディション」を受けて5066人の総応募者数の中から、最終審査まで残ったみたいです。
この頃は時期的にも既に落語の世界で修行中の頃ですね。
ちなみに最終合格者は2児の主婦である塚本まり子さんと言う方です。
話をもどします。 蝶花楼桃花さん、さすが落語家と言うべきでしょうか。
話し方や、声のトーン、人と話す時の会話の間(ま)、あいづちが全て良いんですよね!
そんな蝶花楼桃花さん、現在40代ですが未婚のようです。※2023年1月時点
きっと仕事としている落語が忙しすぎて出会いもないものと思われます。

2023年時点で「真打」(しんうち)となった蝶花楼桃花さんですが、落語家としての道のりは相当、大変なもののようです。
まず、師匠に弟子入りをして、厳しい修行を積み、段階をふんで認められれば晴れて「真打」として高座に出れます。
真打になるまでの道のりが分かるロードマップがわかりやすく紹介されているものがあるので、興味ある方は上のリンクより見てみて下さい!!
落語家の結婚が遅いたった1つの理由とは!

ごくごく簡単に真打まで紹介しましたが、かかる期間は10年以上! 自分の時間は1mmもない状態!
師匠の言う事は絶対! たとえ「白い色」をしていても師匠が「黒色」いえば「黒色」

これは、日本の昔から聞く、アチラ側の世界ではないのか…!!
企業でいうところの「ブラック企業」そのものです!!
しかし、日本の昔からの伝統芸能、その世界に魅せられ、覚悟をもって飛び込んだ人にだけ高座にあがれて進める世界。
私たちは、なかなかテレビをみながらそこまで考えませんね!
ただただ、面白くて感心して見ているだけです
もちろん絶対ではありませんが、落語家としての修行は10年以上!
その間、自分の時間が1mmもない状態では、結婚も考える暇がないと思います。
自分が師匠になって、ある程度の時間の余裕ができてから婚期が訪れるような印象ではないでしょうか。
落語を目指したキッカケは?
さて、これまでは厳しい修行をつんできて、晴れて真打となった蝶花楼桃花さんを紹介してきました。
蝶花楼桃花さんが落語家としての道を進んだ頃は、まだ女性の落語家はめずらしかったようで、10人程度だったらしいです。
と、言っても現在でもめずらしいですが、当時はもっと人がいなかったのでしょう。

蝶花楼桃花さん、ミュージカル系の専門学校出身の為、舞台女優を目指していた時期もあったようです。
かわいいだけあって、AKBのオーディションを受けたりと、当時は進むべく道を模索していたのかも知れません。
そんな時、伝統芸能はまだ見た事がなかったとの事で、実際に見てみると、素晴らしさに気づいたそうです。
狂言や歌舞伎を見た時に、こんなに“ふところ”の深い芸はない。
人間国宝や、漫談家、全てが落語であり、この世界にはいろんな可能性があると思い、弟子入りを決意したとの事です。
真打となって目指す落語家としての高みとは!

また、「蝶花楼桃花」と言う名前も聞きなれないですよね。
以前は「春風亭ぴっかり」さんと言うお名前でしたが、真打となり「蝶花楼桃花」さんになりました。
「蝶花楼」(ちょうかろう)という名前は名跡(みょうせき ※苗字みたいなもの)は現在、1人しか名乗っていないので、印象に残りますよね。
縁起のいい名前ですし、なにせキレイです! 師匠がえらんで名前を継ぐように手配してくれたみたいですが、本人も気にいってるようです。
落語家はネタをたくさん持っていて、その時のお客さんの客層、例えば「子供がいる」「お年寄りが多い」「若い人が多い」
でネタを変えるそうです。
また、前の師匠が時間を押した時は時間配分を考えて、短くして笑いを持ってきたりと、聞けば聞くほどスゴイ世界!
台本が無いので、すべて自分の頭の中に入っているんです。
台本がない代わりに、そのネタは一生もの。





『高座に上がり、笑いを取って最後に「落ち」で終わり、帰ってくる』
が一連の流れで、当然あらかじめ頭に入れ「シュミュレーション」して高座へあがるのが普通でしょう。
しかし、『「落ち」を分かっていないまま「高座」へ上がり、「サゲ」(最後の結末)を言って帰ってくる』
【高座の由来とは】 寄席の舞台を「高座」と呼びぶのは、僧侶が説教をする為に座る高い台を「高座(こうざ)」と呼ぶ事から来ています。 前座は高僧の前に話をする修行僧を指す「前座(まえざ)」から、講談の別名「講釈」は仏教の教えを解釈し講義するという意味からです。
【引用:横浜にぎわい座より】
そういう師匠をみた時にスゴイ!と感じたそうです。
その師匠は『登場人物がしゃべって話がころがった』
まさに即興!
蝶花楼桃花さんは、過去に2度程、たまたま自分でも経験したそうです。
ネタをやりこみ、登場人物になりきる事で、こういう事を「自然にできるような高み」を目指したいと言う事です!
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は真打となった蝶花楼桃花さんのカワイイ姿から、将来像までを追って行ったら、しっかりとした落語家の女性だと言う姿を知る事ができました。
また、現在は結婚していないようですが、まだまだ40代。
今後、新たな出会いがあって、結婚に結び付くと良いですね!
私たちは単純にテレビだけをみて楽しんでいましたが、今後は違う角度から見るのも楽しみの「醍醐味」かも知れませんね!
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