2023年時点で、ドラえもんの声は “かつて” の声優さんと異なります。
ドラえもんのみならず、「のび太」たちの声優さんも交代されています。
現在の声優さんになったのはいつだったのか、前の「ドラえもん」の声優さんが何をしているのか、思い出したので調べてみる事にしました。
✓ドラえもんの声優交代はいつだった?
✓ドラえもんの声優だった大山のぶ代は、現在なにしてる?
ドラえもんの声優交代はいつだった?

2023年、ドラえもんほか、のび太やジャイアン、スネ夫、しずかちゃんの声優交代してからしばらく経ちますね。
ご長寿アニメには私たち視聴者も覚悟を持って見なければいけない“声優交代”があります。
ドラえもんに限らず「サザエさん」「クレヨンしんちゃん」もそうですね。
▼クレヨンしんちゃん野原ひろしの声優はいつ変わったかの記事はコチラ

以前のドラえもんの声を担当されていた「大山のぶ代さん」の声が変わってから、今のドラえもんの声にも“すっかり慣れた”人も多いかも知れません。
では、改めて今の声優陣は、いつ交代して今の担当になったのか、おさらいしてみましょう。
・「富田耕生」 1973年4月1日~6月24日
・「野澤雅子」 1973年7月1日~9月30日
・「大山のぶ代」 1979年4月2日~2005年3月18日
・「水田わさび」 2005年4月15日~現在

私の子供の頃のドラえもんは「大山のぶ代さん」でした!
こう見ると、ドラえもんの声優さんはこんなに多かったのですね。
その他にも、CMや、単発のアニメなどでは、他の声優さん、俳優さんなどがドラえもんの声を担当した事もあります。
▼歴代ドラえもんの声優さん比較はコチラ
2023年の現時点では、現在のドラえもんの声である「水田わさびさん」が担当になってから、なんと18年も経っているなんで驚きです‼
18年と言えば、今は成人を迎えたという事になるんですね‼
時代の流れの速さ…なんか、スゴイ!
▼現在ドラえもんの声を担当する「水田わさび」さん


「水田わさびさん」は、中学3年生の頃に声優を志したそうです。
当時流行っていたアニメ「ドラゴンボール」を見ていて、悟空の声が男の人ではなく、女の人だった事に衝撃を覚えたそう。
声優をめざしたキッカケが、ドラゴンボールの孫悟空の声を担当していた「野沢雅子」さんなんて、スゴイですね!


野澤雅子さんと言えば、1973年にドラえもんの声も担当していたなんて、知りませんでした!
野澤雅子さんは、色々なキャラクターの主人公クラスを何役も担当していて、レジェンドと言う事を再認識します。
やっぱり野澤雅子さんと言えば、ドラゴンボールの孫悟空を連想してしまうんですよね。
そういえば、野澤さんの孫悟空と、大山のぶ代さんのドラえもんが、番組で話しているのが、何とも面白いんです。
ドラえもんの声優だった大山のぶ代は、現在なにしてる?


さて、2005年にドラえもんの声優を交代して、ドラえもん役を退いた、大山のぶ代さん。
やっぱり、ドラえもんの声は大山のぶ代さんでないとダメだという意見も多いです。
それは筆者である私も同じ意見で、大山のぶ代さんのドラえもんの印象が印象が深いんですよね。
ちなみに、一般の人で「大山のぶ代」さんのドラえもんを再現しているような人もいらっしゃいます。


気になるのは、大山のぶ代さんが現在、何しているのでしょうか。
他の声優で活躍していれば良いのですが、そういえば久しく元ドラえもんの声を聴いていないような気もします。
丁度、声優を交代をする頃には、どこからともなく風の噂で「病気がち」「認知症になった」などと言われていたような記憶がありますが、実際はどうなのでしょう…
やはりそうでした。大山のぶ代さんは認知症を発症しているらしいですね。
2017年に亡くなった、夫の砂川啓介さんは、自宅の家政婦さんと、認知症を発症した大山のぶ代さんを自宅で介護をしていると2015年に公表しています。
砂川啓介さんは2016年に尿管ガンを発症してしまった為、大山のぶ代さんの介護が出来ず、2016年に大山さんは高齢者施設へ入所していて、現在(※2023年)でもその生活は続いているそうです。


砂川啓介 PROFILE
【名前】砂川啓介 (サガワケイスケ) ※本名(山下啓一)
【生年月日】 1937年2月12日
【出身】
【出身地】江東区深川
【職業】俳優、タレント
【活動期間】1954年~2017年
【配偶者】大山のぶ代
【エピソード】1964年に大山のぶ代さんと結婚した。
大山のぶ代さんの認知症状はどの程度なものなのか、分かりません。
しかし、大山のぶ代さんが声優を担当した、ドラえもんのキャラクターの事まで『忘れてまうのではないか』と言われているようですね。
その、大山のぶ代さんが認知症を発症、診断されたのは2012年のようです。
認知症を発症当初、周囲には秘密にされたらしいですね。
声優として最後の仕事は、認知症を患っていても、2014年~2015年にかけて、アニメ声優の仕事をこなしていたそうです。
認知症発症後に務めた収録では周囲を感動させていた動画も見れます。
▼認知症発症後に収録された4分13秒の動画をみる
そもそも、大山のぶ代さんさんが、ドラえもんの声優を交代した話は、2001年に直腸ガンが疑われ、切除した際に悪性と判断された事がキッカケです。
長期入院中は仕事を休む事になりますが、大山さんの希望で、ドラえもんの声優の仕事は病院に機材を持ち込んで行われたそうです。
しかし、この入院でドラえもんの声優の降板を申し入れしましたが、スタッフとの間で、直ぐに降板となりませんでした。
最終的には2005年まで話し合いが延びた結果、声優交代となったそうですね。


ドラえもんの声優交代後、2008年には心筋梗塞と脳梗塞を併発して緊急入院しました。
投薬治療で退院後は、自宅療養と、リハビリの結果、日常生活に不安がない位まで回復しています。
活動を再開しましたが、多忙による体調不良の為、徐々に仕事を減らしていくことになります。
そして、2016年に現在の高齢者施設への入所前の仕事を減らしていた時期の収録となったいったという事ですね。


大山のぶ代さん夫婦の間に子供はいなかったようです。
✓32歳の頃に第一子(男児)を妊娠したが、7ヶ月で死産
✓38歳の頃に第二子(女児)は未熟児で生まれ、先天性の心臓と肺疾患で3ヶ月で死去
その後、子供は設けていませんでした。
2度の子供に関係する不幸に見舞われてしまっては、相当な葛藤があった事でしょう。


大山のぶ代 PROFILE
【名前】大山のぶ代 ※本名(山下羨代)
【生年月日】1933年10月16日
【出身地】東京都恵比寿3丁目
【身長】162cm
【職業】女優、声優、歌手、エッセイスト、タレント
【活動期間】1957年~2016年
【エピソード】・13人家族の13番目に産まれる
・高校2年生の頃に母親が子宮ガンで42歳で死去、手に職をつける為に演劇の道へ進む
・父親は演技の道を反対していて、家出。兄の仕送りだけでは生活できない為、いろいろな仕事を経験した。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は、ドラえもんの声優はいつ交代したか、大山のぶ代さんの現在に迫ってみました。
2005年に声優交代していて、現在は認知症を患っている大山のぶ代さん。
子供はなく、夫は2017年に死別していた事が分かりました。
声優交代してから18年と、そんなに時間が経っている事に切ない気持ちになりました。
コメント