2023年3月15日にガーシー(東谷義和)氏が参議院議員除名処分が決定され、議員資格を失ったのは、もはや日本国民なら連日の報道で皆が知る所でしょう。
ガーシーの逮捕はいつのなの?と思う人もいるかも知れません。
ガーシー氏を巡る話のネタは多く、その話題を話そうとも、様々な事情が複雑に絡み合って、良く分からない。
そう思う人も多いのではないでしょうか。
今回は…
✓ ガーシー連日の報道の裏で進む、国が変わるほど大変な事とは?
と言う事で、恐らく “多くの日本人が知らない話が裏で進んでいるのではないか” と言う事について、ふれてみたいと思います。
ぜひ最後までお付き合い下さい!
ガーシーの逮捕はいつ?

3月16日、警視庁はガーシー(東谷義和)氏への「暴力行為等処罰法違反」「名誉棄損」容疑などで逮捕状を取りました。

一生帰国しない覚悟が出来た。念のため引っ越すが、引っ越し先は誰にも言わない。
参院議員の除名処分から1日後の事です。
28万票も集めて当選したガーシー元議員は、国会に出ない事を条件として当選しました。
その結果、除名処分を受けた事に対して、『票を入れてくれた有権者には謝る気持ちしかない』
と謝罪の意を表しています。


ガーシー(東谷義和)氏は中東・アラブ首長国連邦のドバイ(UAE)に滞在しているとみられ、外務省から旅券返納命令が出されています。
国際指名手配となるみたいですが、UAEが身柄引き渡しに応じるかどうかは、定かではないそうです。


さらにガーシー(東谷義和)氏のYouTubeの収益が、妹名義になっている事から、実家の家宅捜索に入りました。
ガーシー(東谷義和)氏も涙ながらに反応している状況です。



実家に何かある訳ないですよね…
これに対して堀江貴文氏は、『当面、こう着状態が続く』
ひろゆき氏は、『有罪性は99%以上』と話しています。



国際指名手配されているので有罪性は99%なんじゃないかと。



当面、膠着状態が続く。
更にひろゆき氏は続け、『身分証明書が無い状態で、お金を稼ぐと言う事はメチャメチャ大変。逃亡生活は辛い』
と、続けます。
2人とも共通して言っているのは『国会議員のまま帰ってくればよかった』と言っています。
ガーシー(東谷義和)氏が逮捕され、日本へ戻ってくるのは時間の問題なのでしょうか?
引き続き注目が集まります。
ガーシー連日報道の裏で進む、国が変わる程大変な事とは?


『国が変わるほど大事な事』とはなんでしょうか。
現在、日本において『憲法改正』に向けて動いています。
その中でも『緊急事態条項』の創設に向けては2023年1月1日、お正月の新聞にでも岸田首相が意欲を示しています。




緊急事態条項とは何?
この『緊急事態条項』とは、どのような内容なのでしょうか。
テレビのワイドショーの一部において、少し特集が組まれる程度で、殆どの日本人は内容を知らないのではないでしょうか。


第98条(緊急事態の宣言)
・法律で定める緊急事態が起こった場合、閣議決定により緊急事態の宣言を出せる。
・緊急事態の宣言には、事前または事後の国会の証人が要求される。
第99条(緊急事態の宣言の効果)
・内閣は、法律と同一の効力を持つ政令を制定できる。
・内閣総理大臣は、緊急の財政出を行い、地方自治体の長に対して指示を出せる。
・国民保護のために発せられる国等の指示には、従わなければならない。
・衆議院は解散されず、国会議員の任期および選挙期日の特例を設けられる。
以上は、2012年に発表された『日本国憲法改正草案』を基にされた物です。
緊急事態宣言中は、政府に大きな権利が与えられる事が憲法で定められます。
政府によって緊急事態が宣言された際に、私たちの対応が大きく変わる事になります。
緊急事態条項をめぐる議論


緊急事態条項においては議論が繰り返されていて、賛成派、反対派の意見は以下の通りです。
【賛成派の意見】
・緊急事態に対して、迅速かつ有効な対応をとれる。
・政府への権力集中は、国民も守れるものである。
【反対派の意見】
・政府の独裁化、人権侵害を引き起こす可能性がある
・緊急事態においては現行法や、法整備で対応が十分可能であり、改憲は必要ない。
3月23日も、衆院憲法審査会が行われ、緊急事態条項を巡る議論が続いています。
緊急事態宣言を振り返る
まだ私たちの中の記憶に新しい、2020年4月~5月に『緊急事態宣言』が発令されました。
その理由は以下の通り。
緊急事態宣言は2020年3月13日に成立した新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく措置です。全国的かつ急速なまん延により、国民生活や経済に甚大な影響を及ぼすおそれがある場合などに、総理大臣が宣言を行い、緊急的な措置を取る期間や、区域を指定します。
【引用:NHKより】
2020年3月に大変な「はやり病」が起きましたが3年後の2023年3月、私たち日本人には、かつての騒ぎは見られず普通の生活をしています。
ここで、3年間の振り返りを検証してみたいと思います。
以下の表は厚生労働省が発表している「人口動態統計」です。
人口がどの様に増減をしているかを定期的に統計をとり、発表しています。


2020年(令和2年)に緊急事態宣言が発令された理由は「はやり病」です。
2020年(令和2年)の人口は、前年の2019年(令和元年)に比べて死亡者数が減っています。


続いて示す表は、翌年の人工動態統計です。
2021年(令和3年)の人口は、前年の2020年(令和2年)に比べて超過死亡者数が増えています。
「はやり病」が発生した2020年からと数字が異なるのは “たまたま” でしょうか。
緊急事態が宣言されると、国民は政府の宣言に従う事が憲法により明記されます。
仮な話ですが、あとになって振り返った時に『緊急事態ではなかった』事も、政府の宣言下では緊急事態になっていた事が考えられるのです。
緊急事態条項に対する声は?
では緊急事態条項に対しては実際、どの様に考えている人がいるのでしょうか。
SNSなどをリサーチしてみました。
【賛成の意見】
【反対の意見】
国民の声は賛成派が多いと、書き込みもあったようですが、実際の所はどうなのでしょうか。
ツイッター上で調べる限りでは、賛成派をさがすのが困難な程、反対派の意見が多く見られたように感じます。
※どちらかを一方的に推進する事はなく、ここではあくまでも事実と、両意見をリサーチした結果となります。
皆様におかれましても、一つの参考として捉えて頂き、ご自身の情報の一つとして頂くよう、お願い致します。
最後に
いかがでしょうか。
今回は連日報道されている、ガーシー(東谷義和)氏について、それと、あまり大きく取り上げられない『緊急事態条項』について調べてみました。
皆さんはどの様に考えますか?
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