2023年4月15日土曜日に和歌山県の漁港での応援演説中に、爆発事件に巻き込まれた岸田首相。
幸いにもケガなどの被害は報じられていません。
今回の一件では、当然マスコミも速報として取り上げており、岸田首相も現場の漁港を離れ、次の演説先へと向かいました。
現場の状況から2022年に銃撃事件に合い、惜しくもお亡くなりになった安倍元首相の狙撃事件を思い出させる人も多かったのではないでしょうか。
そこで今回は、当時と異なる違和感について気づく事があったので、追ってみたいと思います。
ぜひ最後までお付き合い下さい!
岸田首相の爆発事件

衆議院和歌山1区の補欠選挙で応援演説を行う予定だった岸田首相。
応援演説前の事件だった為に、幸いにも難を逃れました。
速報として各社一斉にマスコミが取り上げ、ネットでも犯人について早々と名前がでて、ウィキペディアでも『雑賀先漁港発煙筒投下事件』として記録されました。
▼漁港のおっちゃんが最強なのは、“ある理由があった”かも知れない記事はコチラ

岸田首相は胸に緑の羽をつけて『みどりの月間』としてキャンペーンが始まったばかり。
奇しくも、『応援演説』と、『みどりの月間』、そして街頭演説の場に立ち続ける『強い岸田政権』を印象付けたものになった事件とも見えます。
何にせよ、岸田首相が無事でなによりです。
と安倍元首相の狙撃事件は違う?ただ一つの違い!

2022年7月8日に安倍元総理が選挙演説中に銃撃された事件の記憶が消えぬ、今回の爆発事件。
安倍元総理の事件では、後方から銃撃されたという事で『後方の空白』が問題となりました。
現在では動画や画像が残されていないので、確実なものとはいえませんが、当時も要人警護のSPが盾(タテ)となって、安倍元総理を瞬時に守っていました。
今回の岸田首相の場合も同様に、要人警護のSPが盾(タテ)となっている事が分かります。
漁港に集まった人だかりの中で、容疑者が捉えられたと思った矢先、パイプ爆弾と思わしき物体が投げ込まれるました。
地面に転がって鳴り響く鈍い金属音
『カランカランッ!』

岸田首相も振り返り、その瞬間に要人警護のSPが盾(タテ)となって岸田首相を守っています。
金属が投げ込まれてからSPが岸田首相のタテとなるまでは、感覚値として『わずか0.5秒!』
見事な警護だったのではないでしょうか。

そして、当時現場にいた人らによる証言からも、現場の緊迫感が伝わっています。



では、安倍元総理の銃撃事件の時との『ただ一つの違い』とはなんでしょうか。
それは、安倍元総理の銃撃時の映像や画像、現場にいた群衆の当時のインタビューなどが殆どない事です。
あるのは群衆の中で撮影したと思わしき映像の、ある一定の角度のみ。

事件当初はYoutubeなどでももう少し動画などがアップされていたように思えます。
もちろん、銃撃されて安倍元総理が倒れこむ動画は、精神衛生上、視聴者にとって過激なものとなる配慮から流さないのでしょう。
国民からしてみると、実際に現場でみていた市民の生の声を聞く事で、現場の壮絶さが伝わるのかなとも思います。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は岸田首相の爆発事件と、安倍元総理の銃撃事件の違いを上げてみました。
※この内容はあくまでも一つの意見となりますので、皆さまにおかれましては参考程度にとどめて頂くと共に、ご自身の判断でお考え下さいますよう、お願いいたします。
コメント