10歳でプロ入りした女流棋士の仲邑菫(なかむらすみれ)さん。
13歳11か月でタイトル獲得して、史上最年少のタイトル記録を多く持つ事で話題ですね。
2023年9月に韓国に移籍する事でも話題となりました。
これにより、仲邑菫さんの国籍が気になっている人がいるようなので調べてみました。
ぜひ最後までお付き合い下さい!
仲邑菫の国籍は?

まず、結論から言うと仲邑菫さんの国籍は「日本」です。
仲邑菫さんの父親は「仲邑信也(なかむらしんや)さん」であり、仲邑菫さんの師匠でもあります。
母親は元囲碁のインストラクターで、本名などのプロフィールは公表されていませんが、母親の妹は「辰巳茜(たつみあかね)さん」である事から、国籍は日本と言う事になるでしょう。
両親の影響で3歳で囲碁を覚えた仲邑菫さん。
仲邑菫さんは海外の韓国へ移籍しますが、どういう理由で海外・韓国へ移籍する事になったのでしょうか。

多くの人が国籍が韓国なのかと、気になっているようです。
ちなみに、海外へ移籍する日本人棋士は初めてだそうです。
仲邑菫は拠点を海外に移す理由は韓国人だからは本当?

仲邑菫さんの国籍は日本であると考えるのが妥当ですし、韓国人では無く日本人です。
もしかしたら『仲邑菫』(ナカムラスミレ)と言う名前も日本では少し珍しく、韓国人っぽいイメージが先行してしまったのかも知れませんね。
仲邑菫さんが韓国へ移籍する理由は、韓国との接点があるからです。
2018年に仲邑菫さんは一家で韓国ソウルへ引っ越してから韓国の囲碁道場で修行をして、韓国の囲碁棋院のプロ候補生の研究員になりました。
囲碁棋院とは、囲碁の専門家で構成する団体で、日本はもちろん韓国にもあります。
▼日本棋院の組織図より
また、世界で囲碁が強い国は韓国だそうで、主要棋戦のほとんどが韓国の独断場となっているそうです。
昨今の国際棋戦の結果がハッキリと示している様に、現在の世界最強国は韓国である。 富士通杯に至ってはなんと9連敗中という独断場。
【引用:2006年 読売新聞オンラインより】
囲碁で世界最強の韓国へ一家で引っ越しをして、プロになる研究生として刺激を受けた事が分かりますね。
2019年1月5日(日本囲碁の日)にプロ入りをした仲邑菫さんは、プロになった記念対局として韓国のプロ棋士・台湾のプロ棋士と戦い、結果は敗れしまったが、国内外からは、多くの称賛を得ています。
仲邑菫さんが韓国へ移籍する理由は、韓国人だからではありません。
韓国の囲碁のレベルが強く、プロになる前は韓国へ引っ越しています。
プロになる為の修行を韓国でしている程、韓国はレベル高く、その環境で過ごしたいと思ったからではないでしょうか。
幼い頃から韓国へ行っていたので、韓国語も通訳がなくとも、スラスラ話せるようです。
また、仲邑菫さんの母親が『負けず嫌い』と言う情報もあり、韓国選手に敗れた時は『大泣きした』とも言われています。
仲邑菫さんのご両親も、教育にかなり力を入れているのではないかと予測ができます。
韓国へ移籍するにあたり、日本棋院の小林覚理事長もコメントを発表しています。
より高いレベルで囲碁の技量を高めたいという気持ちは当然であり、仲邑菫選手のチャレンジを積極的に応援します。日韓の多くのファンに好意的に受け入れられる事と考えています。
【引用:朝日新聞デジタルより】
活躍の場を広げるため、韓国へ移籍した後も頑張って欲しいですね!
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は仲邑菫さんの国籍と韓国への移籍について調べてみました。
①.仲邑菫さんの国籍は日本で、韓国人では無い
②.仲邑菫さんは幼い頃に一家で韓国・ソウルへ引っ越ししていて、プロになるための修行を行った
③.仲邑菫さんが韓国へ移籍する理由は、世界最強の韓国で自分の技量を高めたいから
以上の事が分かりました。
3歳で囲碁を始め、人生の全てを囲碁と共に生きている仲邑菫さん。
今後の活躍も期待ですね!
コメント