2031年頃の開業を目指し、横浜市・上瀬谷(旭区)にテーマパークを誘致する構想を横浜市が2023年9月14日(木)に決めました。
ディズニーランドと同じ規模のテーマパークと言う事で、横浜市のどこの場所に出来るか、どういう場所なのかを調べてみました。
ぜひ最後までお付き合い下さい!
横浜・上瀬谷テーマパークの場所はどこ?

まずは施設は場所からみて行きましょう。
現在の場所は「旧・上瀬谷通信施設」という在日アメリカ海軍基地で、横浜市旭区上川井町と瀬谷区北町・瀬谷町に位置します。
近くに駅は無く、一番近くても相鉄線「瀬谷駅」です。
再開発が今までされておらず、広大な敷地が広がっている状態です。
およそ70ヘクタールの内、51ヘクタールに東京ディズニーランドと同じ広さのテーマパークが建設予定です。
ちなみに「1へクタール=100m×100m」
「10,000平米×51ヘクタール」なので、相当な広さな土地が現在は広がっている状態です。
開発事業者は “三菱地所” で、現時点※2023年9月では、これから開発の検討・横浜市との協議が進む為『コメントは差し控える』としています。
テーマパークは2031年頃の開業をめざしており、年間来場者数は1,200万人を見込んでいます。

計画内容
アニメやゲームなど、日本の魅力あるカルチャーを活かしたコンテンツ
VRなど最先端技術を活用したアトラクション
2020年7月に相鉄ホールディンクスと民間地権者、横浜市が連携して、大型テーマパークを建設する構想がありましたが、2020年9月には既に白紙になっていた事が報じられました。
その後、2022年5月には三菱地所と地権者らが、今回のテーマパークの構想を横浜市に提案している事が明らかになりました。
2028年頃には基本計画協定締結と工事着手、2031年頃の開業を目指すと言うことです。
2027横浜国際園芸博覧会
同じく、「旧・上瀬谷通信施設」で開催されるのは「2027横浜国際園芸博覧会」です。
これはテーマパークの前、2027年3月19日(金)~9月26日(日)まで開催予定です。
国際園芸博覧会の趣旨
国際的な園芸・造園の振興や花と緑のあふれる暮らし、地域・経済の想像や社会的課題解決等への貢献
内閣府は『Society5.0』をかかげています。
人と物をつなぎ、知識や情報が共有され、今までにない新たな価値がを生み出す事で、課題や困難を克服する事を言っています。
例えば、人工知能(AI)でロボットや自動運転の技術で少子高齢化や過疎化した地方などで活躍して人の役に立ったりします。
現在は世界中で『スマートシティ』が進もうとしています。
「旧・上瀬谷通信施設」でも国際園芸博覧会を通じて、そのあとのテーマパークでも一気に開発が進む事になりそうですね。
横浜・上瀬谷テーマパークの場所が日本へ変換されたのは最近!

1945年、終戦により米軍に接収された後、瀬谷駅から通信施設までの道路(海軍道路)脇にはソメイヨシノが植えられ、桜の時期には綺麗な景色を見る事が出来ます。
▼海軍道路のソメイヨシノの桜並木

旧日本海軍の基地を、第二次世界大戦にアメリカ海軍が接収し、2015年に土地全体が日本へ変換されました。
日本へ変換されたのは意外にも、ごく最近の話なのですね。
年月 | 事柄 |
1945年8月 | 終戦により旧日本海軍の資材集結所だった場所を米軍が接収する |
1947年10月 | 接収解除 |
1951年3月 | 米海軍により、再接収 |
1977年3月 | 施設内の国有農地が一部、耕作者へ売り渡される |
1977年4月 | 海軍道路用地が、横浜市と米軍の共同使用となる |
2003年10月 | 施設にあった「司令部」が青森県三沢飛行場へ移転 |
2004年10月 | 日米合同委員会で、日本への変換の方針が合意された |
2015年6月 | 当施設を含めた土地全体が日本へ変換された |
最後に
いかがでしょうか。
今回は横浜市・上瀬谷の旧・通信施設の開発で変わるテーマパーク開発が決まったと言う内容をお届けしました。
①.2027年に国際園芸博覧会が開催される
②.2028年頃にテーマパークの着手を行い、2031年頃には開業の予定
以上の事が分かりました。
まだまだ先の話ですが、気づいたらオープンしているかも知れませんね。
横浜市上瀬谷の旧通信施設は現在、広大な土地で何もない状態ですが、開発されるとどんな風に変わるのか、今から楽しみです!
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